我が家では、子どもに大事な話をするときには、
話の内容を子どもに復唱させるようにしています。
話し終わったあとに
「いま私が言ったこと、もう一度言ってみて」
と言います。
子どもは、
「えーと、◯◯◯◯◯っていうこと」
と答えます。
その答えが正しいときと、間違っているときがあります。
私は、正しいときは「そうだね」と言って、
間違っているときは「こういうことだよ。◯◯◯ね」
と子どもに伝えます。
聞いている相手は必ずしも、話の内容を理解している、
伝わっている、というわけではないんです。
これは、子どもだけではありません。
会社の社員も同じです。
社員に何か大切なことを伝えたときは、話し終わったあとに一言、
「いま私が言ったこと、もう一度言ってみて」
と相手に話の内容がきちんと伝わっているかどうか
確認してみてください。
社員の心理として「わからない」と言うことに、
恐れを持つ傾向があります。
その心理は様々ですが、
「出来ないやつと思われたくない、評価が下がるのではないか、
怒られるのではないか、失望させてしまうのではないか、、」
などの不安を抱え、
聞いているふう、わかっているふうにして、
「わからなくなった時にまた聞けばいい、他の社員に聞けばいい、後で調べればいい、、」
などと理由をつけて、わからないことを先送りにします。
言えばわかる、話したからわかってるはず、
メールしたから読んでるはず。それくらい分かるだろう。
もしかしたら、それはあなたの思い込みかもしれませんよ。
「いま私が言ったこと、もう一度言ってみて」
ぜひ日常の仕事で、この言葉を使ってみてくださいね😄