<求人サイトを作ろうと思ったきっかけ、想い>

 

「人を雇おうと思っているのですが、誰かいい人いませんか?」

 

社労士のお仕事をしていると、このようなご相談を受けることがとても多いです。世間では「仕事がない」「なかなか採用してもらえない」など、求人の募集自体が少ないというイメージがあります。

 

しかし実際は、人を積極的に採用したいと思っている会社は意外とたくさんあります。決して仕事がない訳ではありません。

会社が人を雇う理由は「人手が足りないから増やしたい」「社員が辞めたから代わりの人を探している」「人は足りているけれどもよい人がいたら採用したい」など、様々な要望があります。中でも増員や欠員に関わらず、年間を通して「よい人がいたら雇いたい」と考えている会社はとても多いです。

 

一方、仕事を探している人の中にも、とても優秀な人がたくさんいます。よいマッチングの機会に恵まれなかったり、自分の能力を過小評価して募集を見送ってしまったり、つい自分のしたいことだけで仕事の範囲を決めてしまったり、いろいろな理由で採用の機会を失ってしまっている人がいます。

 

人を探している会社がある。会社で働きたい人がいる。

 

この両者のマッチングを実現する何かよい方法はないだろうか?

そう思ったのが求人サイトを作ろうと決めたきっかけです。

 

今まで私自身が行なってきたことは、周りの人に会社の求人情報をお知らせして、「働きたい人はいませんか」と声をかける程度の本当に小さな範囲の活動でしかありませんでした。しかし、インターネットを活用すればもっと多くの人に会社の求人情報をお知らせすることができます。

 

この求人サイトのコンセプトは「地域密着」です。全国区の求人サイトは都心中心で、それ以外の地域の求人情報はごく一部のものになってしまう傾向があります。

仕事を探している人が、自分が住んでいる地域にどのような会社があるのか、そして、どのような求人の募集があるのかを知ることができれば、もっと地元で働く人が増えて地域を活性化させることができます。

 

学生の就職活動の場合も同様です。名の知れた大企業や、自分が聞いたことのある会社に多くの関心が向けられてしまうのは、他の会社の情報を得る機会が少ないということが原因の一つです。

 

自分が生まれた住み慣れた地域で働きたいと思っている人は、きっとたくさんいるはずです。地元で仕事を見つけることができず、仕方なく別の地域へ移住している方も多いのではないでしょうか。

 

「地元にもこんなにたくさんの会社がある」

「地元にもこんなによい会社がある」

「地元にもこんなに人を探している会社がある」

 

このように感じてもらうためには、地域に根ざした求人情報を提供することが必要です。

この求人サイトでは、現時点で求人の募集をしている場合だけではなく、「よい人がいたら雇いたい」と考えている会社の「求める人材像」を公開し、通年を通して雇用のチャンスが生じる新たなマッチングの機会を提供いたします。

 

また、求人以外の会社情報を掲載し、その地域に住む人々や他の会社にその会社自体を知ってもらうツールとして活用していただくことで、地域の活性化を実現したいと考えております。

 

たくさんの人がそれぞれの能力を発揮して適材適所で働けるような社会を目指して、地域の雇用の促進に貢献していきます。

 

社会保険労務士 中村 麻依子